ソーシャルゲームのトップランナーとして活躍している株式会社gloops。モバイルSNSをプラットフォームに人気ゲームを輩出していた時の元代表は梶原吉広氏です。 gloopsがヒットメーカーとなった理由の一つは「ソーシャルゲーム」に目をつけ、ユーザーのニーズにあった内容のゲームを提供してきたことにあるでしょう。 ではなぜgloopsはソーシャルゲームを選んだのでしょうか? 梶原吉広氏は、普段家庭用ゲームは殆どやらないと言います。やったとしても、スポーツゲームくらいなのだとか。 コアなゲームユーザーではなかった同氏が、Webゲームを選んだ理由は大きく2つ、「Webコミュニケーション手段として適していたこと」「マネタイズがしやすいこと」だそうです。また、直接ユーザーにアイテムを販売できるという点は、理想的なビジネスモデルだからとのこと。 自社でリリースしたゲームは、もちろん同氏もプレイしているそうです。そもそもライトユーザーのため、gloops がターゲットとしているユーザー視点に近いものを持っているのだとか。他のユーザーと同じく、仕事の合間や人を待っている時、トイレ休憩など隙間時間を利用してプレイしているそうです。そうしてライトユーザーでもわかりやすいゲームになっているのだろうか、というのをチェック。プロデューサーにフィードバックすることもあるのです。 gloopsの前身であるGMSは3人で始め、創業から6年で社員数が150人もの規模に成長したとのこと。しかし同氏はそこで満足していませんでした。スマートフォンに移り変わる時代に、まだ未発展なソーシャルゲーム市場の先駆者になりたいと考えていたそうです。 これからもソーシャルゲームで様々な活躍を見せてくれそうです。 |