株式会社gloopsは、『大進撃!!ドラゴン騎士団』をはじめ『大争奪!!レジェンドカード』などの人気ソーシャルゲームを運営している会社です。現在は李
仁氏が代表を務めていますが、上記の人気ゲームをリリースしていた時の代表は梶原吉広氏です。 当時、Mobageで次々と人気ゲームをリリースしていたころは、GMSという会社でした。しかし世界進出を視野に入れ、現在のgloopsに社名を変更したそうです。 Mobageの人気ゲームランキングのトップ20に4作品がランクインしていたというgloopsは、どのようにして成功を掴んだのでしょうか? 創業当時はソーシャルゲーム制作ではなく、紙媒体の広告代理店をしていたそうです。 ちょうどmixiなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が流行り始めたころに、「これだ」と思って、資金投入してSNS分野に乗り込んだのがきっかけなのだそう。 実は広告代理店が初年度で2億5000万円ほどの売り上げが出ていたのです。ただ食べていくなら広告だけやっていればよかったのですが、同氏は「一度しかない人生、どうせなら何かの一番になりたかったので」と語っています。 今ではソーシャルゲームのトップランナーとなったgloopsですが、初めからうまく軌道に乗れたわけではなかったようです。創業から3年後、モバイル事業にたどり着き、『渋谷クエスト』を“REAL”でリリース。後にMobage(当時モバゲータウン)でリリースしたところ、数日で会員が30万人も集まったそうです。 ソーシャルゲームは、様々な人が一つの目的のために気軽にコミュニケーションが取れるところが魅力であると言う梶原吉広氏。早くからソーシャルゲームを手掛け、ノウハウを蓄積し、“繋がり”を重視したゲーム制作が成功の一因になっているのかもしれないとのことでした。 |